あげまん風俗嬢
「あげまん」という言葉がある。男を出世させたり運気をあげてくれる女性のことだ。実際には献身的で賢く男の生活を支えてくれる女性の総称のようなのだが、バカな男たちはセックスをするだけで男の運気をあげてくれる女性のことと解釈している。しかし俗な考えでは「あげまん女」は何人の男を相手にしても福をもたらすとも考えられているので、風俗嬢にあげまんがいたら嬉しいことになる。
中国戦国時代の王や皇帝
キングが20代の頃に読んだ忘れられない文章がある。古代中国の戦国時代の王や皇帝の話だった。当時の王は多くの女性を抱えていた。そして女性たちを選ぶ様々な基準があり、王がセックスをする女の顔の基準もあったようだ。例えばタレ目の女性は男に福をもたらすというようなことだ。これが年月を経て現在の人相学になっている。おそらく秦の始皇帝も美女とだけセックスをしていたのだろう。
人相の良い女性（つまり美女）は男に神秘的な力をもたらすと考えられていた。つまり「あげまん」だ。運だけでなく男に生気（もしかしたら精気）をもたらすとも考えられていた。そのためには女性を先に十分にイカせなければならない。それから自分は後でゆっくり射精しなければならいということが重要とも書かれていた。男だけ先にイってしまってはダメだということだ。
そして人相が良い女性でも30歳を超えてしまうとダメということだ。経産婦もダメである。30歳以上や子供を産んだ女性は強くなってしまい逆に男の生気（精気）を奪ってしまうと考えられた。
キングの理解
運気をあげてくれるような人相の女性を見つけるのは無理である。人相学の勉強もしてないし。でも垂れ目系の美女を何となく気にすることはできる。そしてセックスでは女性に最初にイってもら努力をするよう決心したのだ。でも若い頃は未熟で女性をイカせるのは難しかった。
キングの経験
エネルギーをくれるお嬢様
だいぶ前の話である。すごく相性の良い風俗嬢がいた。デリヘルとかホテヘルとかの呼び名があった頃だ。すごく気持ちよくイってくれるお嬢様でキングは何度か指名した。キングが射精するほどに元気になってゆくのが感じられたのだ。全身に生気がみなぎる感じだった。そのお嬢様とは飲食もしたしお嬢様のアパートも行った。アパートは飲んだ帰りに送って行ったついでに立ち寄っただけだ。プライべーどでセックスは絶対にしない、それがキングの勝手なケジメだ。
そのお嬢様を10回以上は呼んだ。呼ぶ度に元気になった。しかしお嬢様は彼氏ができたということで仕事を辞めた。残念だが仕方ない。当時携帯はガラケーだったがメールで報告があった。
あげまんの確信
数カ月してお嬢様の店のサイトを偶然に見たら、お嬢様が出勤予定だった。夕方からだったが予約した。復帰第一号の客がキングになったようだ。キングはお客としてセックスした。しかしその日は射精後の感覚が違った。不思議な違和感を感じた。それが何がよく解らなかった。
キングは翌日に「ハッ」と思った。キングはメールしてお嬢様のアパートへ行った。アパート近くの薬局へも立ち寄った。お嬢様は寝ていた。スッピンのお嬢様を起こしてキングは妊娠検査薬を渡した。その場で妊娠がわかった。お嬢様は驚いていたが、妊娠についてはお嬢様と彼氏の問題なのでキングは無関係。キングは立ち去った。
この時に前日の違和感が何だったか理解した。男の生気を奪う妊婦だったのだ。キングにとってお嬢様のことはどうでも良かったのだが、アパートまで行っても確認したかったのは「妊娠」だ。それ以来、男を元気にする女はいると確信した。
まとめ
気持ちよくなってくれる女性は元気にしてくれる。運気をあげる「あげまん」ではないとしても男を元気にしてくれる相性の良い女性はいるものだ。そんなことを実感している。だから風俗であっても女性には先に気持ちよくなってもらおうと考えて今日まで遊んでいるのだ。コロナ禍の今、いつまで我慢すればよいのだろう。